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(メキシコ・トゥルムにて。2013年撮影)
ちょっとしたバックグラウンドなど
日本の大学を卒業後数ヶ月でアメリカに引越し、海外生活早15年。
大学院在学中の2年間を除いては、結婚・出産後もずっとフルタイム正社員で働いてきました。
労働力が流動的なアメリカでは、転職は日常茶飯事。
私もこれまで3回転職しています。
社会人になったばかりの頃は、
「年金支給開始の67歳までがんがん働くぞ~!」
と鼻息も荒かったものです(笑)。
当時私が考えていた「働く」は、給料を得る、つまりずっと企業勤めで出世の階段を昇っていくという意味です。
でも、子供を出産してから自分と自分の家族の幸せを強く意識するようになり、あることに気がつきました。
私が働いているのは、自分の満足のいくライフスタイルを維持するのに十分な収入を確保するためであり、働くために生きているのではない、と。そして自分にとって望ましいライフスタイルは、自分のライフステージに合わせて変わっていくのです。
こう書くと、”early retirement”(早期退職)や「脱サラ」を計画しているように聞こえるかもしれません。
あくまで私にとっては、ですが、
”Early retirement”(早期退職)というと、投資銀行で億単位の年収を稼ぎ続けたり、学生時代に始めたベンチャーを億単位で売り抜けたりして、40前半までに悠々自適の生活をスタートというイメージ。
「脱サラ」というと、飲食店なりコンサル業なり、オーナー経営者としてより一層励まなくてはいけないイメージ。
そういうアプローチではなく、financial freedom (経済的自由)があれば、より自由に柔軟に、ライフスタイルを変えていけるのでは、と考えています。仕事内容にも待遇にも満足しているので、今の仕事を辞めるつもりはありませんが、経済的自由があればより一層満足度が上がること間違いなし!
このブログでは、アメリカに住むワーキングマザーである私が考えていること、興味のあること、感じたことを主にシェアしていきたいと思います。これまでの経験から、ワーキングマザーの悩みは、程度の差こそあれ、万国共通。人種・国境・宗教・言葉の壁を超えると感じています。皆さんの意見も聞かせて下さいね。
ではまた。